第2回 ユーザー調査

2017年10月2日(月)@12号館5階


第2回目の授業内容

グループのテーマ設定
②ユーザー調査の説明
③ワークショップ(インタビュー)
ワークショップ(本質要求価値抽出)

■次回までの課題
・グループで2名以上が、フォトエッセイを完成させて持ってくる。A3用紙に写真二枚とエッセイの文章を配置する。

・グループで2名以上が、フォトダイアリーを完成させて持ってくる。模造紙に10枚以上の写真と説明文書を記入する。



グループのテーマ設定
グループのテーマを設定する

1.各メンバーでテーマ案を出し机の上に並べ説明する。
2.出た案を似たテーマごとにグルーピングし、もっとも興味があるものを選ぶ。
3.決定したテーマを発表する。















②ユーザー調査の説明

〜ものから見るか、ユーザーから見るか〜
この授業では人(ユーザー)からものを見る、『人間中心設計』を学ぶ。

人間中心設計の基本:ユーザー調査、プロトタイピングとユーザー評価を繰り返す。

〜定量調査と定性調査〜
ユーザー調査には定量調査と定性調査がある

定量調査:ある量の調査を実施し、統計手法を活用して分析する
定性調査:少量のユーザーに質的調査を実施、詳細に分析する

これらを目的によって使い分ける。

〜インタビューについて〜
インタビューは定性調査の手法の一つである

インタビューの種類
半構造化 デプス エスノグラフィー

インタビューのポイント
1.ラポール(信頼感)の形成
2.オープンマインド
3.大事なこと、大切なことは何かを聞き出す、見つけ出す
4.コンテクスト(5W1H)を聞く
5.共感する

ラダーダウン:より具体的な状況を詳しく聞く
ラダーアップ:より概念的なことを聞く

③ワークショップ(インタビュー)

2人一組で半構造化インタビューを行う
一つの質問に対して、3段階で聞いて、本質を探る。
回答した内容をポストイットに書き出す。

(質問項目)
1.テーマに関連して、これまでに、うれしかったことを教えてください
2.テーマに関連して、最近のできごとを教えてください
3.自分がもっとも大事にしている時間は?


④ワークショップ(本質要求価値抽出)

グループでインタビュー結果を、本質要求価値抽出によりユーザーの価値を抽出する。
ポストイットを模造紙にまとめる。

1.グループ全員のインタビュー結果のポストイットをKJ法で分類整理(ユーザーの事象)
2.ユーザーの事象より、ユーザーの行為目標をつくる
3.ユーザーの行為目標より、ユーザーの本質的要求価値を抽出する

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